小さな都市住宅

渋谷区神宮前にあるコンクリート打ち放しの住宅。
別名「塔の家」。

TV朝日の長寿番組「渡辺篤史の建もの探訪」でも紹介された
昭和41年築の都市住宅です。
建築家の方が自宅として建てたもので
現在は娘さんが引き継いでいるとのこと。
40年以上経っているとは思えないモダンな住宅です。

最近都心では、10坪ハウスが頻繁に話題になりますが、
こちらは敷地が6坪ほどしかありません。
建坪は3.6坪、地上3階地下1階の建物の中に
生活に必要な全ての要素がコンパクトに収まっています。

父が建築した家を、子どもが大事にしながら受けついでいく。
思い出と共に家も成長していくようにも感じられ、
うらやましさえ感じました。

敷地面積 21.6平米(6.2坪)
建築面積 11.8平米(3.6坪)
延床面積 65.1平米(19.7坪)